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正調・永良部百合の花

 島育ちの大ヒットで、一連の奄美新民謡が全国的に脚光を浴びた年でもありました。今まで奄美だけの宝だった歌を、全国の人が聴いて、歌うようになったのです。

 私の好きな曲のひとつに永良部百合の花がありました。昭和の初期に百合の球根が生産過剰となり値崩れを防ぐために海に捨てたという事ですが、士気高揚のために徳之島の地謡に新たな歌詞を付けて歌いはじめたのが、この歌でした。

 当時の1、2番の歌詞は昭和6年頃に山口禎善(ていぜん)さん、3、4番は、後年武田恵喜光(えきみつ)さんが作ったものでした。島内で歌う歌詞はそれでもいいのですが、内地相手には、沖永良部の位置を明確にし、観光の対象になる美しい海や名所を盛こまなくてはいけません。


続きは下記書籍「大人青年」よりどうぞ
大人青年