イベント考
■島ゆむた発表大会が変わった!
島ゆむた大会(地域の方言を発表するイベント)があります。
従来、名瀬で運営していた同大会が今年から各地を巡回して行う事になりました。
瀬戸内地区で行う今年の大会、ほぼ同地区内の方言で占拠されることでしょうネ。ウ~ン!!!!!
賛成です!
以前、徳之島の方が名瀬の大会に参加なさった時、たぶん面白くて、同郷の方々なら腹を抱えて笑ったであろう内容が、大島本島の人たちには、ちょっと理解できなくて、言葉の壁というものを感じてしまったことがありました。
大きなイベントは、少数民族?の個性をかき消してしまう可能性がありますから。
規模より充実度です!同大会の成功を祈っています。
実は、セントラル楽器も後援しているのです。
■島ゆむた発表大会感想
瀬戸内町中央公民館で、18:00スタートしました。
この町は、役者さんぞろいです。
町長サンも、かつて、名瀬で行った同大会に参加した経歴の持ち主だけありまして、幕間の島口トークは絶品!
主婦、小学生、中学生、年配の方々とバラエティに富む8名の弁士さんたちでした。
やはり、シマの方言は、地域を限定したおかげで、内容が充実しました。
ご老人が蜜柑ドロボーをした、子供の頃のお話など、日常的な事も方言で語ると、なぜ、こうも面白いのでしょう?
きっと、標準語では表現不可能な味があるのでしょうね。
■今後のイベントの方向性
「私は、たとえ、お客がひとりでも心をこめて歌います」
そんなアーチストの言葉を耳にした事がありました。
でも、それでは興業ビジネスとして、成立出来ません。
会場使用料、アーチストのギャラ、広告宣伝費ETC.と費用は、確かに掛かるのですから・・・。
今後、文化が「見世物」から「地域行事」にウエートをおいて従来の姿に戻っていくならば、面白い展開になりそうです。
これらは、もともと地域住民の参加が主旨だからです。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら・・・」昔ッチュの言葉は真実だなァ!
21世紀は、参加型のイベントが、主流かな?
手弁当 みんなで作る 祭りかな (小林イッサグレ)