ユタ神様 その2
「あなた、死にかけた事があるわね!」
これは、知人が、ユタ神さまに最初に言われたセリフでした。
元医者という方をユタ神さまに案内した時のことです。
彼は、現代医学の限界を知っていて、逆に、こうしたオカルト系の事象を全否定するような方ではありませんでしたから、私に道案内を乞うたのでした。
あとで首尾を聞かせてあげると言って・・・。
彼の受けたカウンターパンチは、上記のセリフでした。
あなた、死にかけた事があるわね!
あっ、日本じゃあない、外国だわ。そうそう、台湾だ!
頭の病気で、手術もしたのね、大変だったわねェ・・・。(脳内出血)
-途中略-
奥さまは、ご兄弟の多い方ね。(8人兄弟)
あなたも、奥さまも教える事を生業にしていらっしゃるわね。(指導者)
-途中略-
最近、お引越しをなさったでしょう、街の中に。(東京23区へ転居)
すべて、的中していたそうです。
この後、プライベートな治療の話に入ってゆくのです。
普通の人が、ある日突然、自分だけに聞えるささやきを耳にするのだそうです。
世のため、人のため、ユタ神さまにおなりなさい、と。
ほとんどの人は、拒否しますが、その間の体調は最悪になります。
しまいには根負けして、ユタ神さまになることを誓います。
彼らは、自分の家族や周辺の事はわかりませんが、(灯台下暗し)他人のことは、何でもOKです。
もしかしたら、TVやラジオの電波のように私たちには感応できないものを、彼らは受け止めることができるのでしょうね。
ともあれ、結婚前の、若い女性や、プロ野球選手、タレントさんまでユタ神様に相談にやってくるのだそうですから、あながち眉唾ではなさそうですが・・・?
奄美には数多くのユタが存在します。